デンチャー(入れ歯)とは、歯が失ってしまったところを補って、審美性(見た目)や機能を回復する補綴物の1種です。
デンチャー(入れ歯)は、部分床義歯(部分入れ歯)と全部床義歯(総入れ歯)に大別されます。
・上下全体的に歯がなくなりよく噛めない、見た目も悪く困っている方
・金属のバネは見た目が気になる方
・痛くなく外れることもないデンチャー(入れ歯)を入れたい方
・大切な歯を抜かずに、デンチャー(入れ歯)で審美歯科修復治療をしたい方。
・今更痛いことをせずに、よく噛めるデンチャー(入れ歯)を入れたい方
・インプラントのような手術をせずに、きれいなデンチャー(入れ歯)を入れたい方
■ノンクラスプデンチャー ■アタッチメント義歯 ■金属床義歯
部分入れ歯を入れていて、金属のフックが気になるとお悩みの方は、たくさんいらっしゃると思います。部分入れ歯の金属のフックは入れ歯を安定させるために残っている歯にかけているものです。
フックは金属で作るために、見た目にはいいのもではありません。
しかし、ノンクラスプデンチャーは金具を一切使わない部分入れ歯であり、笑ったときに金属が見えないようにすることができます。
・金具を使わないため、入れ歯だと気づかれにくい
・入れ歯を薄くできるため、違和感が少ない
・壊れることが少ない
・保険診療ではできない
・寿命が短い
・全ての人に入れることができるわけではない
アタッチメント義歯とは、入れ歯を固定する金具の代わりに、義歯と残っている歯に様々なアタッチメント装置(維持装置)を取り付けることで、歯と義歯を一体型にした入れ歯のことです。
金具を残っている歯にかけないで装着する点が、一般的な入れ歯との大きな違いです。
・クラスプ(止め金)が必要ないので、見た目が良い
・違和感が少なく、強く噛める
・根っこしか残っていない歯を抜かずに利用できる
・保険診療ではできない
・磁石を組み込むために入れ歯を削るため、その部分が割れやすい
金属床義歯とは、義歯床(人工歯を植立したり、義歯を吸着させたりするという役割)が金属で出来ている入れ歯です。
保険の入れ歯(プラスチック)と比べると、入れ歯のバネが掛かった歯が10年後に抜歯に至る確率が約2分の1と言われています。
薄さに関しましても、保険の入れ歯の約3分の1の薄さなので、入れ歯が気にならず快適です。
また、食べ物の温度を瞬時に伝えることができるので、食事が一段と美味しく感じることができます。